第95回日本生理学会大会〜おまけ〜
本大会では岐阜大学生理学(第一生理)の安部先生が「さまざまな生き物から学ぶ呼吸生理学」というテーマで生理学モデル講義をされました
また、本大会中に学会員のポスター発表と同じエリアに「中高生ポスター発表〜海外研究者とのふれ合い〜」というものがあり、地元高松や遠方では茨城県の学生まで参加し、生理学の範囲にとらわれず、様々な演題を発表されていました。
優秀発表数題には「未来の科学者優秀賞」の表彰もあったようです
個人的に一番面白かったのは「回帰分析を用いてプロ野球の勝率に影響する要因を探る」という観音寺第一高校の発表です。中日ドラゴンズの年間順位が2012年から毎年下がり続けていることに着目し、その原因を探り、ドラゴンズが勝つ方法を提案するというのが課題設定の理由だそうです。
その結果…
重回帰分析により勝つために必要な要因だとわかった得点圏打率、セーブ、本塁打の能力がドラゴンズは極めて低下しており、これがドラゴンズ順位低下の原因である。よって、この3つの能力向上もしくは能力の高い選手を多く起用することがドラゴンズが勝つための良策であると考察されています。
どなたかお知り合いがおりましたら、是非監督へお伝えください…
大変興味深い生理学会の新たな取り組みでした
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